【柔術】コパ・ブルテリア2016
順調にリハビリと骨盤矯正に通い、7月中旬から練習にも参加できるまで回復しました。
と言ってもスパーリングはまだ厳しく軽めの練習と言った感じです。
7月31日に大桟橋ホールで行われた
コパ・ブルテリア2016
道場からはかなりの人数が出場します。
「皆で頑張ろう!」
の声に自分も加わりたい。
その想い一心で回復に努めました。
試合当日の5日くらい前からなんとかスパーリングもできるようになり、ちょっと増えてしまった体重も(笑)なんとかクリアできました。
試合は4人トーナメントでした。
エントリーは怪我をする前にしており、その時は無謀にも無差別級にもエントリーしていました。
無差別級に出場する気持ちはもはやゼロ。
早めにキャンセルしました。
「真夏の祭典」とのキャッチフレーズ通り、この日は物凄い暑さで駅から会場までの歩きで汗びっしょりです。
会場は薄暗い中での8面マット。
カッコ良い雰囲気です。
1回戦、相手選手は以前戦ってかろうじて勝てた選手です。
力とベースが強い。
ワタクシが最も苦手とするタイプです。
事実上の決勝戦のつもりで挑みました。
痛み止めのロキソニン錠も飲んで準備万端。
ルールはアドバンテージ無しのASJJFルールです。
引き込んでスイープをしかけて尻餅をつかせるも3秒以内に立ち上がられてポイントは入らず。
アドバンテージもありません。
練習不足のせいか体力ゲージの減りが早い早い。
頑張ってガードをキープして残り時間1分。
ようやくスイープ成功。
ガッチリ上で固めてタイムアップ。
パスガードも狙いません(笑)
2Pを守り切っての勝利でした。
物凄い息切れと汗をかきました。
そして決勝戦。
体力があまり回復していません。
この決勝戦の相手選手も以前戦ったことのある選手で、その時は10-3で勝ちました。
しかし一回戦の戦いっぷりを見ると油断はできません。
体力的な不安が頭をよぎります。
開始早々にタックルで倒されました。
しかし場外に出たためポイントは入らず。
JBJJFルールならアドバンテージです。
リスタートで引き込み成功。
低い姿勢でパスガードを狙ってきます。
やはりワタクシの戦い方を読まれています。
なんとかスイープ、そしてパスガード成功。
その後はガードに戻されてもまたパスガード、マウントと15-0までリードすることができました。
最後はバックを取れて19-0からチョークを極めれて優勝することができました。
腰の怪我、怪我からの練習不足と、この2ヶ月間は辛くて苦しい日々でしたが、ようやく報われました。
正直、柔術の引退も頭をよぎりましたが、諦めなくて良かったと心から思いながら、家に帰ってこっそりとひとりで涙しました(笑)